こんにちは、かおる(脳脊髄液減少症と自律神経失調症もちの看護師ライター)です。

血糖値シリーズ、続きます。

「訳わからないメンタルの不調に困る…」

もしかしたら血糖値スパイクが関係しているかもしれません。

実は私も血糖とメンタルの関係を知るまでは、抵抗のできない感情の不安定さに疲れて果てていました。

そこで今回は血糖値スパイクが引き起こすメンタル不調についてご紹介します。

低血糖と低血糖症

おさらいです。

血糖値スパイクとは食後の血糖が急上昇・急降下することでした。

詳しくは「血糖値スパイクとは?」をご覧ください。

血糖値スパイクによる不調は、主に低血糖症によるものです。

まずは低血糖症についてご説明しますね。

●「低血糖」

「低血糖」
血糖値が70㎎/L以下になること(50㎎/Lを切ると意識障害を起こす危険性)

症状:
空腹感、動悸、発汗、眠気、めまい、イライラ、不安、疲労感など。

***

健康な人のカラダは、どんなに空腹でも血糖が70㎎/Lを下回らないようにできています。

なぜなら血糖が低すぎることは、命に関わるからです。

しかし糖尿病や代謝系の病気になると血糖のコントロールがうまくいきません。

そこで起きるのが低血糖なのです。

●低血糖症

「低血糖症」
血糖値が70㎎/L以下でないのにも関わらず、血糖値が急降下することで低血糖と同じような症状がでること。

低血糖症は、実際の血糖値が正常範囲内にあることが多いです。

しかし問題なのは、血糖の下がり幅。

食後の急上昇した血糖値を一気に下げようとするために起きます。

血糖の下がり幅が大きすぎるため、
脳が「低血糖が起きている!」と勘違いし、低血糖と同じような自律神経の症状が起きるのです。 

低血糖症が様々なメンタル不調を招く

本題です。

低血糖症により急激に血糖値が下がると、どのようなメンタル不調が生じるのか?

自律神経失調症/脳脊髄液減少症が精神科や心療内科と勘違いされてしまうワケはここにあります。

●イライラする

低血糖症は、脳が糖分(エネルギー)を欲している状態です。

甘いものばかりを欲する人は、脳のセロトニン(幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質)が不足していると言われています。

つまり、低血糖症だと幸せホルモンが足りていないのと同じ状況。

イライラを引き起こすのです。

●うつ

これも幸せホルモン不足と関係してきます。
低血糖症はうつ状態の原因でもあり、逆にうつ病の人は低血糖症を持っていることが多いです。

●動けない

低血糖症は糖質をたくさん摂っている人なのにも関わらず、うまくエネルギーに変換できていないことが多いです。

脳も体もエネルギー不足では動けません。

まさに私はこれでした。
糖質ばかり食べているのに疲れ切って動けない…
糖質さえ摂ればエネルギーになるとは限らないのですね。

●情緒の不安定

血糖の上下に合わせて感情が動きます。

血糖が上がれば元気になるのですが、上がりすぎた反動で低血糖症になり気分も落ち込む。

その繰り返しが日常になると情緒のコントロールが難しいです。

これも私にとても当てはまっていました。
感情が上がったり下がったり自分でも忙しいと思うくらい。

●不眠

不眠の人、夜中に突然起きてしまう人、夜間の寝汗が原因の人。

夜間低血糖症をおこしているかもしれません

寝ている間に低血糖症をおこしているため、脳がエネルギー不足を回避しようと交感神経を活発にさせます。

交感神経の影響でアドレナリンが出ると覚醒状態に

睡眠を邪魔する結果となります。

●悪夢を見やすい

不眠に関連して、悪夢を見やすいです。

人間のカラダは睡眠が浅くなると夢を見やすくなります

精神状態がマイナスに働くので、夢もマイナスです…。

***

これ以外にも、
ストレス耐性がなさすぎる、頑張りすぎてしまう、感情表現が乏しくなる…

など、低血糖症がさまざまなメンタル不調と関係しています。

みなさんはいくつあてはまりましたか?

※もちろん別に思い当たるストレスがあるのなら、自分のストレスの対処をしてくださいね。

まとめ

低血糖は血糖値が70㎎/dL以下になること

低血糖症は血糖値の急降下により低血糖と同じような自律神経症状が出ること

・低血糖症はうつ・不眠・感情不安定などさまざまなメンタル不調を引き起こす

***

血糖シリーズ、まだまだ続きます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

【血糖シリーズリンク】

「血糖値スパイクとは?」

「血糖を上げない甘味料の正体」

「血糖値スパイクが引き起こす自律神経の不調-身体編-」

「私が試したレベル別血糖値スパイク対策」