こんにちは、かおる(脳脊髄液減少症と自律神経失調症もちの看護師ライター)です。
突然ですが、
みなさんはお水、飲めていますか?
(お茶ではなく水ですよ!)
私の答えはNoでした。水を飲むことの大切さと効果を実感するまでは。
水を飲むなんて、当たり前すぎてそこまで深く考えないのではないでしょうか?
でも実は「良い水」を飲むことは、自律神経にとって良いことづくし。
(水と塩を十分に摂ると元気になることを見つけた私。それがきっかけで脳脊髄液減少症であることを発見しました。)
そこで今回は、
「良い水を飲むことの重要性と脳脊髄液減少症&自律神経との関係」について書いていこうと思います。
◉目次
人間の体は60%が水
人間の体の60%は水。
水は私たちのカラダにとって大切な栄養の一つです。
もちろん自律神経の栄養でもあります。
主に蓄えている場所は筋肉(60~70%)。
これを聞いて
「筋トレやストレッチ+水を飲むこと」の組み合わせって大切なのかも…!
と思ってくださる方。すてきな勘をされてます^^
(ピンとこなくても大丈夫です!)
水とカラダの4つの機能―自律神経との関係―
では具体的に、水はカラダのどのような機能と関係しているのでしょうか?
①消化機能
すべては消化から始まります。
カラダに栄養を行き渡らせるには
消化→吸収→代謝という順序があるのですが、
消化がされなければ、吸収も代謝(体内でエネルギーとして使われること)もうまくいきません。
消化するのに必須なのが
「胃酸と消化酵素」。
そして胃酸と消化酵素の原料となるのが
「良い水と良い塩」です。
消化に必要な水はなんと…
2L/日!!
十分に水を飲んでいないと消化がうまくいかないということです。
②排泄機能
人間のカラダは、余分な老廃物を尿や便として排泄しています。
尿や便も大半が水でできています。
逆に言うと、水がなければ老廃物を外に出すことができません。
水不足が便を硬くし、腸の動きを悪くし、便秘を引き起こす…
水不足のせいで尿が濃くなり、腎臓に負担がかかる…
水との関わりは大きいです。
③循環機能
全身を巡る体液(血液や脳脊髄液など)は、水があってこそ。
水が不足すると血液がドロドロになり詰まりやすくなります。
脱水は片頭痛の原因となったり、
重症になるとだるさや意識障害を引き起こしたりする怖い状態です。
以前書きましたが、脳脊髄液減少症を悪化させる要因のひとつも水分不足でした。
食べ物を口にしなくてもしばらくは死にはしないけれど、水を飲まないと数日とも持たない、とよく言いますね。
水は、命のキホンです。
④免疫機能
水分が不足していると免疫力が下がると言われています。
なぜか…?
それは以下の2つ。
・乾燥した環境は細菌やウイルスが活性化しやすい
・カラダの免疫を担当している白血球や免疫器官の働きが悪くなる
乾いた環境は私たちのカラダにとって、さまざまな働きを弱めてしまう良くない状態なのです。
バイ菌にとっては良いのですが…。
****
以上、4つの機能と水の関わりでした。
お気づきでしょうか?
この4つはすべて、自律神経が関わっているカラダの機能です。
「水を飲むことは自律神経にとっても良い」ということですね。
さらに自律神経に良いということは、脳脊髄液減少症にも効果が期待できます。
(髄液と自律神経は深いかかわりがあるからです)
水の飲み方~まずは3か月!~
●3か月間、十分な水を飲んでみた私の話
細胞の生まれ変わる周期は3か月。
水を飲むことで日々細胞が活性化されます。
そのため、全身の細胞生まれ変わるのは3か月後ということになります。
実際私も3か月試してみました。
私が行ったのは
自分に合った量の水+塩の組み合わせ。
なぜ塩をプラスすると良いのかというと、
「水+塩」の方が体液の組成(成分のバランス)に近く、吸収されやすいから。
***
やってみて1週間で感じたことがあります。
「動きやすい…!!!」
脳脊髄液減少症をもつ私にとって、
脱水が体に及ぼす影響は特に大きいです。
***
正直なところ、3か月後に飛躍的に元気になったわけではありません。
しかし水不足だと不調を感じる。
今では水分補給が欠かせません。
ちょこちょこと少しずつ飲んでいないと目標量を達成できないので…ね^^
●水を飲む量
「良い水をたくさん飲んだ方がいい」
と言ってますが、飲みすぎは体に毒です。
自分に合った適切な量を摂ってくださいね。
***
目安としては
体重×1/30の量を少しずつ!
一気に飲むと胃腸に負担がかかったり、体のミネラルバランスが崩れたりします。
かえって危険です。
●水を飲むタイミング
水の吸収率の良い3つのゴールデンタイムをご紹介します。
・起床後すぐ:起床時は体がカラカラです。起きたらコップ一杯の水を飲みましょう。
・寝る前:睡眠中に想像以上の水が失われています。寝る前にもコップ1杯がおすすめです。(私は、冬場は白湯を飲んでいます)
・ストレッチや施術後など:カラダの巡りが良くなっているので、水が吸収されやすいです。
この3つのタイミングで飲んだ水は「宝水」とよばれるくらい、吸収されやすいですよ^^
※脳脊髄液減少症の方は↑にプラスして、常に少しずつ水を飲むことをおすすめします
●良い水を飲むことが大切!
はじめから「良い水」と強調していますが、
「良い水」とはなんでしょうか?
結論から言いますと、ベストなのは
「非加熱のアルカリイオン水」
理由は、健康に害のある物質が一番含まれておらず、ミネラルも豊富で吸収されやすいから。
こちらです↓↓
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ここで一つだけ問題が。
少々お高いんです…。
毎日飲む水だからこそ、少しでも価格は押さえたいところ。
この水を飲むと調子がいいから絶対という方ももちろんいます。
もしも試してみたいという方がいらっしゃったら
「非加熱」という表記がしてあるお水を選んでみてください♫
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「非加熱」の水は理論上ベストなのですが・・・
正直私は、自分の好きな市販のミネラルウォーターとの違いがわかりませんでした…(笑)
そこで、私が飲んでいる水はこちら↓
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塩はいつもご紹介していますが、これです↓
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普通に売られている水ですが、個人的に外国のものよりクセがなく、飲みやすいです。
水道水は、煮沸すると発がん物質であるトリハロメタンが増えてしまうので、
カラダのためを思うなら、できる限り避けたいところです…。
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「お茶じゃだめなの・・・?」
という方。いらっしゃると思います。
答えは半分yesで半分no。
水分を全然取らない人が
「水は飲めないけどお茶なら飲める!」
というのであればお茶はOKです。
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逆に、
「水もお茶も飲める。でもより健康を目指したい!」
という方は水をおすすめします。
理由は、お茶にはカフェインが入っており脱水作用も少なからずあるから。
吸収のことを一番に考えると水と塩がベストです。
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脳脊髄液減少症の方は低血圧をお持ちの方が多いと思います。
私は脳脊髄液減少症を知る医師に口酸っぱく言われていたのですが、
ぜひとも水と一緒に岩塩も摂ってみてください^^
まとめ
・水は私たちのカラダの健康になくてはならない栄養の1つ
・水は自律神経と関係する4つの機能に不可欠なもの
・4つの機能とは消化・排泄・循環・免疫
・水は体重×1/30の量を少しずつ、朝・寝る前・運動前後は必ず!
・水道水ではなく「非加熱のアルカリイオン水」がベスト
・自分に合った量、自分に合った水を飲んで健康を目指そう
・脳脊髄液減少症の方は特に水と岩塩の組み合わせで^^
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以上、水の特集でした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。