かおる(脳脊髄液減少症もちの看護師ライター)です。

いま、医療・健康業界において運動療法(リハビリテーション)の重要性が再注目されています。

実は脳脊髄液減少症や自律神経失調症の治療としても、大切な手段のひとつ

運動療法は心身ともに機能のアップにはたらきかけてくれるのです。

そこで今回は、運動療法の目的や種類についてカンタンにご説明したいと思います。

運動療法とは?-動いて治すという考え-

【運動療法】

:運動を行うことで障害や疾患の治療や予防を行うこと(厚生労働省HPより)。

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元々は主に、外科的な動作の回復(ケガや麻痺など)のために行うのが中心でした。

しかし最近では、内臓の病気(生活習慣病や心臓病、肺、がんなど)にも運動療法が積極的に取り込まれるようになっています。

自律神経失調症や慢性疲労症候群、脳脊髄液減少症の治療にももちろん重要であることが広まりつつあります。

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「動かさないことは良くない」
「動いて治す時代」

と思っておきましょう^^

※体調の問題で動けない方、動かしてはいけない方は例外です。

運動療法の目的

目的は大まかに言って以下の4つです。

低下した機能の回復

…ケガや病気で弱った部分を補います。

機能低下の予防

…生活習慣病や筋力低下の予防です。

元々持つ機能の向上

…パフォーマンスの向上です。スポーツ選手や自律神経失調症の治療がこの分類。

リラクゼーション

…すべての人に共通します。自律神経失調症の治療や精神疾患はこの要素も活用しています。

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脳脊髄液減少症における運動療法の目的は、すべての要素が入っている気がします。

運動療法の種類

有酸素運動

…筋肉を動かすときのエネルギーに酸素を使う運動。

ex)ウォーキング、ジョギング、エアロビクス、水泳、サイクリング…

無酸素運動

…筋肉を動かすときのエネルギーに酸素を使わない運動。

ex)短距離走、ウェイトトレーニング、腕立て伏せ、スクワット…

筋力トレーニング

…筋力を高めるためのトレーニング。(少し無酸素運動と混ざってしまう要素があります)

ストレッチング

…筋肉を柔らかくして柔軟性を高める

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【番外編】ピラティス・ヨガ

…有酸素運動のひとつですが、①+③+④の要素が入っています。

※参考:「ピラティスが自律神経によいワケ」

自分に合った組み合わせを-脳脊髄液減少症の私の場合-

脳脊髄液減少症&自律神経失調症、PS7くらい(どれだけ動けるかの指標です)の私の場合。

・ストレッチと胸式呼吸(毎日)

・買い物や外出がウォーキング代わり

・ピラティス(1~2週間に1回)

・筋力トレーニング(体調に応じて時々)

・水泳(コロナ前は月に1~2回)

このような感じです。

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脳脊髄液減少症の影響でやや起立性調節障害(Pots)の私には水泳があっているみたいです。

水の中だと元気です(笑)逆に陸上は大の苦手。

水泳もピラティスも、呼吸をしっかり行う運動なので、自律神経に良いです。

ストレッチの大切さを身をもって思い知ってから、

日々のストレッチだけは欠かせません。

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人それぞれ体調が違うと思います。

ご自身に合った運動を(呼吸だけでも立派な運動ですよ!)組み合わせて実践していけると良いですね。

※参考:自律神経を整えるにはまず「正しい」呼吸から

まとめ

運動療法とは、運動を用いて障害や病気の改善・予防を行うこと

最近、医療や健康において運動療法が積極的に取り入れられている

自律神経の不調にも運動療法は効果的

運動療法は機能の回復・パフォーマンスの向上・リラクゼーションなどがある

運動療法の種類は4つ

自分に合った運動療法を実践してみましょう

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体調が悪いのに動けないよ…

という方もいらっしゃるかもしれません。

呼吸だけでも、伸びをしてみるだけでも立派な運動です。

日常にほんの少しでも取り入れられるといいのかな…と思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。